ばんない写真館
表紙写真>2009年度>城崎温泉と「黒部の太陽」2
※行った直後のショートレポートは
こちら
遂に目的地・城崎温泉に到着です!
…駅舎、結構立派です。
※写真の真ん中辺りをクリックすると到着時刻が分かります。
姫路の写真と比べてみましょう
駅前もなかなかにぎわってます。
ちなみに「城崎温泉」というと思い浮かべる人も多いと思われる例の川まではちょっとだけ離れています。
…まだ桜の咲く前だったので、ちょっと寒々しいですが。
温泉地の雰囲気を保つためにいろいろと制限をされているようです。
銀行や郵便局も和風の民家のような作りでした。
※クリックすると拡大写真表示
3月ですからひな祭り
人形といえばこんなのも(^^;)黄金のまねきキティ
川沿いには小説や歴史の舞台になった旅館も沢山残っています。
三木屋
城崎温泉を舞台にした有名な小説『城崎にて』を書いたときに志賀直哉が滞在した旅館です。
つたや
桂小五郎(後の木戸孝允)が蛤御門の変の後、但馬国逃亡中に隠れていた宿(当時は「松本屋」)として有名です。
旅館HPの説明では桂小五郎が泊まったときそのままといったように取れますが、実際見た感じではその後改築されているようです。
こちら参照
※写真で映っている旅館入り口左脇辺りをクリックすると石碑が見えます。
西村屋(本館)
城崎温泉で旅館といえば、ここが筆頭でしょう。
場所はつたやの向かいです。
ところで、ツアーで「あの西村屋に泊まる!」と書いてあっても、ここではなくて温泉街から離れた新館「招月庭」だったりすることが多いので注意。
神戸で多く出店されているので、神戸の人には結構馴染みのある旅館ではあります。
また、城崎温泉は昔ながらの「外湯巡り」を売りにしている温泉地でもあります。現在ある外湯は7軒。
城崎温泉駅に近いところから紹介します。
さとの湯
城崎温泉駅前にある、最大の外湯です。
もともと「さとの湯」というのは別の場所にあった外湯ですが、老朽化のため閉鎖。
駅前に新たに外湯を作ったときに、町民
(当時は城崎町、現在は豊岡市に合併)からの公募で、昔の名前が復活したというわけです。
新しい外湯のためか、浴槽の種類がいろいろあり、かなりスーパー銭湯っぽい施設らしいです。
地蔵湯
駅前通を道なりに行くと、橋を渡って突き当たりにあります。
何か見た目は町中で相続税対策に改築された寺のような雰囲気ヾ(--;)です。
高層ヾ(^^;)外湯のように見えて、中は意外に小さいとのこと。
「地蔵湯」の名にふさわしく?浴槽を富士山の絵の代わりに
お地蔵様の像(墓石っぽいオブジェとの情報もあり)がほほえましく見守ってくれているらしいです(^^;)
柳の湯
古めかしい銭湯っぽい雰囲気の外湯で、7軒の中で一番小さい。
入り口横に足湯があるが、営業時間(昼15:00〜)にならないとお湯を張らないようだ…
※写真クリックすると接近写真表示
一の湯
外観が地味派手で、いかにも外湯という建物が特徴。
温泉街のちょうど真ん中辺りにある。
歴史的にも江戸自体から確実に存在が認識できる、由緒ある外湯。
実は城崎温泉唯一の洞窟温泉があり、興味があって入りたかったのですが、行った日はメンテナンス日でお休みでした_| ̄|○
※写真クリックすると接近写真表示
御所湯
鎌倉時代に安嘉門院邦子内親王が城崎温泉に入湯したことに由来する外湯。
但し見ての通り建物は新しく、4年前に改築された物。改築したときに名前にちなんで見た目は公家の御殿風に立て替えられた。また、明治時代には隣に「殿の湯」というのもあったが、統合されたらしい。
駅前の「さとの湯」に匹敵するほどスーパー銭湯な充実の設備があるらしい…。
まんだら湯
名前から分かるように、近所の「温泉寺」と深く関わりのある外湯。
英語に訳すれば「
マンダラスパ」ですが、そうなると意味がちょっと変わってくる(^^;)
詳細は後述
※写真クリックすると接近写真表示
鴻の湯
(写真奥の建物、手前にあるのが「元湯」)
温泉寺の前にある、温泉街からちょっと離れたところにある外湯。
外湯で唯一大きな駐車場が前にあるので、ドライブ途中に立ち寄るのに便利。
名前は但馬名物「コウノトリ」から。
ここも改築されたところで、スーパー銭湯っぽい設備のようです。
これらの外湯ですが、すべて源泉懸け流し…ではありません_(。_゜)/
城崎温泉は規模の割に湯量が少なく、これらの外湯には元湯からパイプで供給され、循環されて使われています…。
ということで、温泉の効能にこだわる人にはちょっとつらい温泉ではあります>城崎
城崎温泉の簡単な説明が終わったところで、
城崎温泉と非常に関係の深い古寺・温泉寺に向かいます
…続く。
こちら