う゛ぃtの納戸。
「ルイヴィトン 時空を越える意匠の旅」>中央通路
中央通路は天井も低めに設定され、黒い壁に囲まれています。
白い壁で明るかった左側・右側通路とは違った雰囲気です。
ここで展示されているのは
- アールヌーボーとヴィトン
- ヴィトンのモノグラム発祥の謎
- ヴィトンと関わった日本人
です。
ヴィトンのモノグラム模様は日本の家紋からヒントを得たというのが有名な定説ですが、実はまだ確証のある話ではないのだそうです(○。○)と言うのも当時のヴィトンオーナー・ガストン氏は余り日本文化との接点がはっきりしないらしい…。当時のパリ万博で日本館は人気があったので、全く知らなかったわけでもないようですけど。
前半では日本の家紋、後半ではヨーロッパ中世のゴシック模様に関する展示がされていました。
ここはヴィトンと離れてかなり歴史的なコーナーになっています。
では展示の一部をご紹介。画像が小さいのは版権の関係+質が悪いためと言うことでご容赦。
ヴィトン邸で使用されている家具(アールヌーボー期)
現在もヴィトン一族はパリ郊外に建てられたアールヌーボー調の屋敷で生活されているが、これはそこで実際に使われていた物。足の細さと曲線がなかなか。
江戸時代後期の打ち掛け
柄行きからみると、大名の妻女か上級女中が着用した物と思われる。
図説には20点近くの江戸時代後期の着物が掲載されているが、実際に展示されていたのはスペースの関係もありこれを含む3点ほどであった。
このほか能楽のかずら帯や、江戸時代後期の漆器(蒔絵で家紋が入った家具など)が展示されていた。
これはその一つで、17c末頃の日本全国の大名家の家紋が蒔かれた長持(パリ・ギメ美術館蔵)
実は実物は展示されず、パネルのみであった。実物みたかったなあ…。
アルベール・ラシネ『多色装飾』(1869年)
世界各国の図案をまとめたデザイン画集。ちなみに上段がゴシック模様、下が中国や日本の模様である。
関西大学初代学長・小倉久氏所有のトランク
小倉久が外務省に勤務したとき(1884年頃)にパリで誂えた物。素材は「レイエ・キャンバス」(縞模様)である。
ただし保存状態が良くなく、虫食いらしい穴がぽつぽつ…。
著名人では
大山巌や
後藤象二郎、
西園寺公望などが顧客名簿に名前が載っているらしい。
次のコーナーは
こちら
【おすすめ】中古のヴィトンをお探しなら下のリンクもご利用下さい↓