きものの邪道。
着物の邪道>緊急特別企画?2004年度時代祭横島(^^;)中継>吉野時代 (楠木公参朝行列)
織豊時代の前の時代は
「吉野時代」(○。○)
になります。「何それ」とお思いの皆様、貴方は正しい。これ、実は「南北朝時代」のことなのです。
そこで更に「室町時代は?」とお思いの方、貴方は正しい。実は明治時代には
室町時代は”なかったこと”になっていたのです。
明治時代には後醍醐天皇が建てた南朝(吉野朝)を正統としていたので、南朝と対抗していた北朝を擁立していた室町幕府と、その時代はない物と見なされていたのです。
と言う講釈はここまでにして、次_(。_゜)/
ホラ貝の高らかな音と共に登場するのは、御所に参上する楠木正成の軍隊です。
ちなみにこれが正成。
先ほどの戦国時代の鎧とは明らかに異なる重そうな鎧が分かりますか?
馬の側に就いているお供も、陣笠ではなく烏帽子をかぶっており、いかにも中世的です。
その馬自体も戦国時代と異なり、非常に装飾をたくさんぶら下げてます。
楠木正季
(の後ろ姿(^^;)
鎧の袖の大きさが古風です。兜の鍬角の鋭さが南北朝風です。
馬を引いている従者の直垂も中世風ですね。
おまけの武将(^^;)実は名前失念。
従者さん達の胴丸(鎧)がわかりやすいかと思いまして。
ちなみに騎乗の武将は眼鏡だったので萎え。
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