逸翁美術館、茶会には間に合いませんでしたが _| ̄|○ 展覧会の方は16:00までに入ればOKでした。 しかも1/25は「逸翁忌」のため観覧料が半額。これはお得。 本日の展覧会は これ。※クリックすると拡大写真表示 既に日記 1と2で書いてますが、表千家関係のお道具が多かったですかね。 当然ながら写真撮影不可、しかもパンフレットもなく、余り展示内容がお伝えできないのは残念。
この美術館、先述のように元々は私邸だったため、建物自体が風情のある物です。 ※地図の上でマウスが「→」から手の形に変わるところをクリックすると、説明に飛びます。 本館が実際に一三が住んでいた洋館、別館は展示のために増築されたコンクリの建物です。
本館入り口 ※クリックすると拡大写真表示 昭和11年(1936年)に建てられた物。(年譜より)和洋折衷式? 入り口を入ったところにあの小磯良平による「小林一三像」が架けられている。…このおっさんからどうして少女歌劇という発想が出たのかヾ(^^;) 内部は美術館として展示スペースを広げるためか、かなり改造が入っていて、部屋の面影は余り残っていない。1Fも2Fも展覧スペース(撮影不可のため、内部写真はありません)。 南庭から見た本館 本巻から南庭にかけては緩い傾斜になっている。 ※クリックすると拡大写真表示
本館のサンルーム(休憩室兼図書室になっている)の横から、逸翁美術館の3つある茶室の一つ「即庵」に出ることが出来る。 南庭から見た「即庵」外観 ※クリックすると拡大写真表示 「即庵」の内部 ※クリックすると拡大写真表示 洋式の椅子生活と茶道のお手前を融和させるために考えられた一三力作の和洋折衷茶室。茶室関係の建築資料には必ず出てくる茶室の一つである。 畳の間は三畳台目の広さ、炉は向切にきられている。 本館と卯庵の間に設けられたつくばい 右下のゴムホースは見なかったことにヾ(^^;)
「即庵」から見下ろす位置にあるのが「費隠」。 ※クリックすると拡大写真表示 近衛文麿から一三がもらった物で、当初は別の敷地にあったのが近年移築された物である。 内部写真 二畳間向切水屋洞庫付きの小さな茶室。写真撮影もかなり難儀しました(^^;) ※クリックすると拡大写真表示 それにしても「即庵」も「費隠」も炉の位置が向切。…お手前の種類が減るので使いにくい茶室だと思うのだが、一三の趣味だったのかしらん>向切
この他、本日の茶会が開かれた「人我亭」という大きな茶室もありましたが、それは写真うつすの忘れました_(。_゜)/
基本的にお茶関係の展示が多い美術館なのでその方面に興味がない人にはつらいでしょうが、建物だけでも一見の価値はあります。