ばんない写真館
表紙写真>2006年度>無鄰菴
「京都伝統産業の日」という地元民でも訳の分からないヾ(^^;)企画に便乗しておでかけして参りました。
ちなみに「京都伝統産業の日」の企画についてはこちらを。
(今年の開催は終了しました)
この日は博物館などいくつかの施設が着物着用者に限り無料になるのですが、その施設の一つが「無鄰菴」(むりんあん)。
山県有朋が作ったいくつかの別荘のうちの一つです。
…
なぬ、「山県有朋って何」?(○。○)…山県有朋が何かというのについてはこちらをどうぞ_| ̄|○私が説明しても偏見はいりまくりになりそうなので(をい)
ちなみに現在無鄰菴は京都市の管理になっています。
無鄰菴にいくには京都市営地下鉄の東西線に乗り、蹴上駅で降りるのが一番便利。一応駅の案内図によれば「2番出口からでてください」となっていますが、どちらからでもいけますし距離もほとんど変わりません(^^;)
とりあえず、2番出口からでて交差点まで行くとこの状態。
京都有数ののややこしい交差点だったりもする、蹴上交差点。
ここで迷わず横断歩道を渡りましょう。
車が渋滞している道が白川通り。この道に沿って歩いていく。
ところでこの交差点。シーズン中はこれどころじゃない状態になるので、絶対車で来ない方が身のためです!
白川通りを次の交差点まで歩き、そこで左折します。(ちなみに横断歩道を渡って右折すれば南禅寺)
すぐに道があり、そこのお屋敷の壁に「無鄰菴はこちら」と書かれた張り紙がありますので、その道をまた左折します。壁の切れたところに路地がありますので、そこを右折すると無鄰菴入り口になります(ややわかりにくいので注意)
ちなみに路地を挟んで反対側はこれ。
瓢亭。
おそらく京都一格式もお値段も高い料亭(だと思う、たぶん)
ちなみに瓢亭の本当の玄関はもうちょっと先にあります。こちらからはいるとどうなるかは知らない(^^;)
ネットでちょっと検索してみたら、山縣有朋、ここで店屋もんをとっていたこともあったようですね…さすが贅沢仕様の有朋ヾ(^^;)
では無鄰菴に入ってみましょう。
☆超いい加減な無鄰菴の地図(^^;) ※(1)〜(7)の数字をクリックすると関連写真を表示します
やはり無鄰菴といえば庭。山縣有朋は東京の椿山荘(現在のホテルフォーシーズン東京)などを自ら設計したという庭オタクだったらしい。ちなみにここ無鄰菴は七代目小川治兵衛によるものです。(小川治兵衛についてはこちら)
ただし、中にはいると思ったよりは広く無いなあ、という感想を持ちました。言っておきますが「思ったよりは」ですよ。一般の家よりは広いことに間違いはない…_| ̄|○
ちなみに(8)が母屋で、現在では別料金を払うとここで抹茶の接待があります(ちなみに経験者の話によるとあまりいいお茶を使ってないらしい…スイマセン、営業妨害で(^^;))
お茶を飲まなければクル〜っと回って30分もあれば楽しめるかと思います。ただし、3月下旬は閑散とした雰囲気のお庭になっていました。新緑の頃がここの見頃かもしれません。
その代わり着物姿の女性は多かったけどね。さすが女は「ただ」という言葉に弱いのであった。こちら
おまけ。
無鄰菴横の道は実は南禅寺への参道で、正門(重文)だけが取り残されたように残っています。ちなみにこの門、3,4年に一回は自動車に追突されて破壊される、と言う問題の門だったりする。
…そして、この門から無鄰菴の間。一見風情の有りそうな道かとおもいきや!マンションとかラブホが乱立していたりする…悶絶。