きものの邪道。
きものコレクション>利休バッグ
2007年、遂に以前から欲しかった利休バッグをオーダーメードしました。
「利休バッグ」は実は千利休には全く関係なくて_(。_゜)/、別名「葵バッグ」
(後述I社の登録商標らしい)ともいう。
一般的には「和装ボストン」「和風ボストン」と言った方が通りがいいかも。
「利休バッグのオーダーメードって高いんじゃ」…というあなた、
実はそれ相応の利休バッグって既製品でも
無茶苦茶高い!
(例)前参議院議長も夫の付き添いついでに買い物してたらしいヾ(^^;)
I澤屋
ネットで特売されている物は生地が化繊だったりしてぺらぺらでちんけ…ヾ(--;)
…で、それっぽい帯の端切れを探してオーダーすることにした次第。
…が。
いざとなると、利休バッグにしてもおかしくないような帯の端切れって無いんですな_| ̄|○
必死になって
googleで画像検索したり、
楽天市場 で探ししたりして、見つけたのがこちら
京の恵み
商品は
※クリックすると部分拡大画像を別ウィンドウで表示
実は白い部分とカラーの部分は
別商品として売られていたのです。
なので、到着した物を見て、一続きになっていたのでビックリ。ホントに帯だった物だったようで、なんと裏地と芯まで一緒に付いていました(^^;)
写真でどれだけ伝えられるか心許ないのですが、予想以上に高級感あふれる生地。これで理想の利休バッグに近づいた!
次はこれをバッグにしてくれる業者探し。ネットでいろいろ検索したり、本を読んだりしてみて3,4件の業者を発見。
喜んだのもつかの間
予想より作成費用がかかることが判明。
見積もりを出しても、予想より高い。まあ、手作りになるのでそれは仕方ないとしても一番困ったのが
クレジットカード払いが出来ない業者ばっかり_| ̄|○
…和装業界って、こう言うところが旧態依然としているというか、それとも現金命の零細業者が多いのか(T-T)…。
いろいろ当たったがどこもカード払いは×!、もうあきらめて一番安い業者にしておくかと思って、オーダーの参考にまたまた楽天市場で「利休バッグ」を検索していると
灯台もと暗し!楽天市場に1件だけ利休バッグのオーダーを受ける店が存在することを発見!
それが
きものストア美山。
こちらでは鞄本体は勿論、持ち手の長さもかなり臨機応変にいろんな長さに対応して利休バッグを製作してくれるので、今までの現金払いのみ業者と比べて全然対応の自由度が違う!
個人的には店のHPでみた持ち手が長くて大きなサイズのタイプに惹かれたので、それをオーダー。
…
と思って計ってみると、恐ろしい事実が発覚
用尺が指定のサイズに数cmだけ足りない(特にカラーの部分)_| ̄|○
仕方がないので、今度は鞄のサイズを縮めるかと考え出したその時、
きものストア美山さんが「お持ちの生地の長さで、大サイズの利休バッグを作れる業者を捜してきました!」とメールで連絡してきて下さいました。やったー、たすかったーヾ(^^;)
その後は何度もメールをやりとりし、細かい仕様を決めて製作にかかってもらう。
…そして、2007年年末の糞忙しい中(-_-;)、注文にGOサイン出してわずか3週間で
完成。これには驚きました。
できあがったものは、こちら。
左:表 右:裏
当初、脇布は別の生地を探してこないと…という話しもあり、心配したのですが、渡した分の生地で脇生地と持ち手を作ってもらいました。
上から見た図
ファスナー周辺の模様の続き方が合っているのがさすがです。
中の生地は、さすがに帯生地ではなく新規の物になっています。
ポケットは外側の両サイドに1つずつ、中に小さい物が1つあります。
「大」サイズを頼んだので通常の利休バッグより一回り大きいのですが、到着すると思ったよりも小さめ。
容量が着物用のバッグとしては結構大きいので、使い勝手は良さそうです。
購入したお店はこちら
購入価格
- 生地:白地¥799、カラー生地:¥999(税込)
- 利休バッグ制作費:¥14000(税込)
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